検討!目論見委員会Z

サーバインフラ屋10年余りやってる人

Immutable Infrastructureの擬人化やってみた

どうもこんにちは。毎度の季節でございます。夏コミで薄い本を頒布します。 スペースは、8/17(日) 3日目 西き36b「松浦リッチ研究所」です。詳細は第7開発セクションのサイトをご覧ください

ななかInside PRESS vol.5

前回の内容はこんな感じ Chefの擬人化やってみました - 検討!目論見委員会Z でした。webサービス屋がよってたかって作る技術マガジンも、早いもので第5号です。表紙はこちらです。Immutable Infrastructureを擬人化してみました。

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Immutable Infrastructureの擬人化を考えていたところ、神様がいいんじゃないかと思いました。サーバやインスタンスを生み出すまさに神様なイメージです*1

特集記事が2つあります。

1つ目が表紙にもなっている「Immutable Infrastructureの最適解を探る」です。私が書きました。先に結論から申し上げますと、いま出ている技術やレガシーな技術を組み合わせて、安全なデプロイをやっていこうというという趣旨です。まずは、Immutable Infrastructureが生まれた背景を簡単に説明し、次に、それを実現するためのソフトウエアのいくつかを実際に触ってみました。 Serverspec、Ansible、Vagrant、Docker、Serfを取り上げています。実際に触ってみると罠にハマります。今回、これらの罠を回避しているので、とりあえずどういうものか試してみたいという方にはうってつけな入門書だと思います。なお、実験環境として、DigitalOceanを使いました。 今回の執筆で、1ドルくらいかかりました*2

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基本的にCentOSUbuntuDebianFedoraが選べ、Docker入りのUbuntuイメージなんかもあります。1分くらいでDroplet(DigitalOceanでのインスタンスの名称)が立ち上がってすぐ使えます。環境がすぐ欲しいなという時にオススメです。 こちらから登録していただけると検証費の足しになります。

2つ目の特集は、「恐怖 シェルショッカーの掟 ~Webアプリ早く作れぬ言語は rm -rf の巻~」です。最終的にシェルスクリプトはショッピングカートを作っています。こちらの記事を書いたのは、松浦リッチ研究所Rich Mikanさんです。

今回、「第7開発セクション」は抽選漏れになりました。前回のコミティアで「第7開発セクション」で私が店番をしていたところ、たたまたまrich mikanさんが通りかかりまして、今回、特集記事を書いていただき、「松浦リッチ研究所」様に本を置かせていただけることになりました。

その他、記事が6本あります。これについては、またいずれ。

今回表紙を書いていただきました、により様、 査読を担当していただきました id:mtgto、 その他、IIの執筆でお世話になりました方々 (@JAGAxIMO, @eigo_s, @r_rudi, @ringohub)、 この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。またよろしくお願いします。

コールドフォイルという印刷について

印刷沼へようこそ。

表紙は、みかんの樹さんに印刷をお願いし、コールドフォイルという印刷を使っています。表紙がキラキラしています。まだ手元にないので、どんな刷り上がりになっているか分かりません。具体例は野口尚子 「小さな雑誌の編集者(あるいは在庫タワーの管理人)たち」 第1回 PLOTTER(前編):個人発注で工場を動かす - DOTPLACEをご覧ください。べ、べつにPLOTTER vol.2をみて今回コールドフォイルを使おうなんておもったんじゃないんだからねっ!*3

表紙を刷った機械はSpeedmaster CX 102 全長20メートルほど。

160ページになってしまった件

表紙込で160ページになってしまいました。特集記事だけで、それぞれ40ページ強あります。背幅は10mmと、これまででいちばん厚いです*4。100冊積み上げると1mになります。想像できてません。 コールドフォイルでこの厚みの本を見たことがないので、今から楽しみです*5

通販

2014/8/17よりCOMIC ZINさんでも販売しております。まだ情報が出ていませんが、通販ページはこちらになる予定です。

解説Coreutils 第2版

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第2版ができております。この画像は初版です。

内容については今度はCoreutilsを擬人化しました??? - 検討!目論見委員会Zをご覧ください。第2版の修正点は、testコマンドを重点的に加筆、また、索引をつけました。表紙に「第2版」と書かれています。 初版が若干残っており、コミケでも最初の方は初版がおいてあります。「2版ちょうだい」といってもらえれば第2版を引っ張り出しますのでお気軽にお声がけください。

コミティア109

に「第7開発セクション」でスペースを頂いております。日時・スペースナンバーは、2014/8/31 (日) W23b です。 「ななかInside PRESS vol.5」「ななかInside PRESS vol.4」「解説Coreutils第2版」を持ち込む予定です。こちらもよろしくお願いします。

*1:アルティメットまどかみたいな感じ

*2:7月は0.67ドル、8月は0.16ドル

*3:適当

*4:本文は上質90kg

*5:重さに目を逸らしながら