5/5に開催されるCOMITA108 COMITIA の「第7開発セクション」というサークルで「解説Coreutils」という本を出します。スペースナンバーはF-33bです。
Coreutilsは、Linuxのコマンドでよく使われる*1lsやcat、rm、tail、shuf、stdbufなどをまとめたソフトウエアです*2。
Coreutilsのマニュアルを読んで、全てのコマンドとそのオプション*3を実行例とともに解説しました。シェル*4があればすぐに試すことが出来ます*5。
読者対象は、
- VPSにsshで入って困らない程度に設定できる
- テキスト処理をするためにシェルスクリプトを書いたことがある
- 息をするのも面倒でマニュアルを引かない
- cdコマンドにオプションがないと思い込んでいる
- catコマンドを単独で実行したことがない
- tail -f していて対象のファイルがログローテートしていて流れてこないよーという事象に遭遇したことある
- 拡張子をアルファベット順で表示できるの?えっ?
- chownの時にuidで指定したいなあ。え?できるの??
- $と#の違いがわかる
- |や&、||、&&は分かる
といったことに数個当てはまった人です。
まずはさらっと本文を読んでから、気になったコマンドを実行するといいと思います。3分くらい遊べるネタや、Coreutilsに無いコマンドも触れています。読んでいて飽きないように努めました。
表紙のキャラクターの名前、本書に施された仕掛けなどは、詳細は第7開発セクションのサイトをごらんください。
あ、既刊のななかInside PRESSも持ち込むので、まだお手に取られていない方は是非見てってください。